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耕種資材部

「共同購入トラクター」第2弾に着手

中型クラスのトラクターをメーカー4社に開発要求

 全農は、生産資材のコスト低減を目指すJAグループ自己改革の一環として、トラクターの共同購入で第2弾となる取り組みに着手しました。


 第1弾として取り組んだ大型トラクター(60馬力クラス)に続き、今回は中型トラクター(28~35馬力クラス)の共同購入を行います。①1万人を超える生産者アンケート②生産者代表との意見交換――などを基に生産者が求める機能をまとめました。 
 6月27日に国内農機メーカー4社(井関、クボタ、三菱、ヤンマー)に仕様を提示し、令和2年7月製品発表、10月供給開始に向けて、開発要求を行いました。目標台数は2000台(令和2~4年の3カ年)とし、今秋から生産者の事前申し込みを始め、積み上げた台数を背景に全農がスケールメリットを生かして一括して仕入れることで、価格の引き下げにつなげます。

メーカーに対し開発要求書を読み上げる冨田健司耕種資材部長
メーカー4社に要求した主な仕様
  • 自動水平制御
  • 自動耕深制御
  • 倍速ターン
  • ノークラッチ変速
  • 標準3点リンクのオートヒッチ装着可能(※)

(※)中型クラスのトラクターは、メーカーごとに作業機の取り付けヒッチが異なりますが、生産者からはヒッチ統一への強い要望があります。ヒッチ統一によって、幅広い作業への対応を可能にし、生産者の生産面積や栽培品目の拡大を支援します。

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