管内8割で環境保全米運動「耕畜連携」進め仙台牛は高品質
JAみやぎ登米は宮城県の北部に位置しています。地名に「米」という字がある通り、日本有数の米どころで、生きものや環境に優しい米作りである環境保全米運動を管内全域で展開しています。
消費者や米卸業者と「田んぼの生きもの調査」
環境保全米とは農薬や化学肥料の使用を慣行栽培の半分以下に抑え、人や環境に優しい安全・安心なお米です。「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう!」を合言葉に2003年から開始した環境保全米運動は、現在管内の約8割にあたる5724ha(23年度)で取り組んでいます。
環境保全米運動の成果を確認するため、消費者や米卸業者とともに「田んぼの生きもの調査」を毎年実施しています。カブトエビなど珍しい生きものも確認され、環境保全米運動を継続してきた成果が形となっています。そして、消費者の皆さまにお米を食べていただくことが、環境を守ることにつながっています。
