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耕種資材部

JA-POP(ポップ)甲子園2020 表彰店舗決まる

開催20回の歩みを糧に来年度からリニューアル

 全農は今秋、JA資材店舗での農薬などの陳列・POPを競い合う「JA-POP甲子園2020」の表彰店舗を決めました。例年、東京都内で開いている表彰大会は新型コロナウイルス感染症の影響で中止し、全国各地の全農職員が表彰店舗に出向いて表彰を実施しました。


 「JA-POP甲子園」は2002年に開始し、今年度は記念すべき開催20回目を迎えました。開催当初は34JA、43店舗でスタートしましたが、今年度は42都府県の135JAから446店舗の参加となりました。

 今年度は、「ラウンドアップ部門」と新設の「自由創作部門」の2部門を開催しました。また、開催20回を記念して、これまでの参加回数や受賞歴も加味し、歴代の「ベストナイン」と称するにふさわしい店舗に贈る「ベストナイン賞」を設定し、表彰しました。

ラウンドアップ部門大型陳列で最優秀賞を受賞したJAしまね 斐川地区本部 斐川グリーンセンターのディスプレー
現地で表彰を受けた受賞JAの皆さん(写真:JAしまね斐川地区本部)
ラウンドアップ部門簡易陳列で最優秀賞を受賞したJAおちいまばり・JAグリーンしまなみ大三島のディスプレー
今年度は表彰店舗に出向いて表彰を実施(JAおちいまばり・JAグリーンしまなみ大三島で)

 
今年度の特色

 今年度は、地域の生産物や生産環境に合わせたテーマを自由に設定し、そのテーマに沿った陳列を実施する「自由創作部門」を新設しました。応募いただいた店舗では、タマネギ、エダマメ、キャベツ、白ネギなど地域の特産物や、「店舗のおすすめ肥料・農薬」といったさまざまなテーマ設定のもと、地域の組合員目線に立った分かりやすい陳列がされていました。

20回の開催を通して

 JA-POP甲子園は「ジェイエース・ラウンドアップ」の2商品を用いて、「定番棚をPOPで活性化させる」ことに始まり、20回にわたり農薬の早期陳列による売り場づくりや、POPでの効果的な訴求に取り組んできました。

 これまでの参加店舗は全国で延べ7598店舗、表彰店舗は延べ約2100店舗に上り、全国の資材店舗を活性化させる取り組みとなりました。また大会を通して、店舗スタッフの意欲向上や人材育成に加え、ラウンドアップなどの定番品目を、POPや一等地陳列の実施によってプロモーションするという販促方法は、多くの店舗で取り組まれるようになりました。さらに、工夫を凝らした陳列は、組合員の興味を引き、新たなコミュニケーションが生まれるといった効果も見られました。

 新大会「JA資材店舗 CS甲子園」へ

 JA-POP甲子園は、さらなるパワーアップを目指し、来年度から「JA資材店舗 CS甲子園」としてリニューアルします。CS甲子園では、①JAならではの売場づくり、②早期陳列の再徹底、③JAオリジナル品による差別化、④大会を通じたJAグループ内のネットワークづくり といった目的で、お店の活性化を図ります。また、これまでの陳列中心の取り組みから、商品管理やクリンリネス(整理・整頓、清潔な状態を保つこと)、接客など、店づくり全体を評価する取り組みへと幅を広げます。そして、大会への参加をきっかけに、売り上げアップはもちろん、農家組合員に愛される店舗であり続けることを目指します。

 
CS甲子園は以下の三つのCSに取り組む
・Customer Satisfaction(農家組合員の満足度の高い店づくり)
・Coordinate the Store(JAらしさを意識した店舗のコーディネイト
・Challenging Sales(JA重点品目の早期陳列・販売の徹底)
 

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