JAズームイン

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広島県
JA広島北部

広島県初となるJGAP団体認証を取得 チャレンジファーム開設で就農支援も

 JA広島北部は、2005年4月1日、JA広島千代田とJAたかたが合併し、安芸高田市と山県郡北広島町(千代田地区・大朝地区)をエリアとして発足しました。管内は、中国山地の稜線(りょうせん)の南側に位置し、貫流する江の川を水系とした面積799.74km²の農業が基幹の中山間地域です。

新しい産直市を目指し、リニューアルオープン

 20年4月24日、安芸高田市の道の駅「三矢の里あきたかた」のオープンに伴い、「ふれあいたかた産直市」を「ベジパーク安芸高田」としてリニューアルオープンしました。新型コロナウイルス感染症の影響によりJAまつりなどのイベントの中止が相次ぐ中、「ベジパーク安芸高田」が生産者と消費者をつなぐ場となるよう活動しています。「スイカコンテスト」や「収穫祭」などのイベントで野菜の品評会や即売会などを企画し、生産者の日頃の努力を披露する場作りや、来場者にも楽しんでもらえる取り組みをしています。

新たな産直市「ベジパーク安芸高田」
来場者を出迎えたスイカのカービング作品

  

安全安心を提供 (広島県初のJGAP 団体認証を取得)

 JA広島北部白ねぎGAPチームは、生産者13人からなり、約7.1haで白ネギを栽培しています。19年6月から販売強化や生産工程の見直しなどに取り組み、20年4月に広島県初となるJGAP団体認証を取得しました。持続可能な開発目標(SDGs)の「つくる責任 つかう責任」につながり、さらに安全・安心な農産物を消費者へ届けます。また、同チームでGAP(農業生産工程管理)についてのPR動画を作成し、普及活動にも力を入れています。

JA広島北部白ねぎGAPチーム
 

新規就農者の経営安定へチャレンジファームを開設

 21年7月、新規就農希望者が模擬経営する研修農場「全農チャレンジファーム広島・北広島農場」を北広島町石井谷に開設しました。同農場はパイプハウス7棟を備え、2年間の実践型研修で栽培技術や農業経営の基礎を学びます。同町でミニトマトを生産する研修指導者が栽培技術や経営ノウハウを指導し、町での就農を支援します。
新規就農者を支援する新たな一歩
 
 
JA広島北部(広島県)
概要 令和3年3月31日現在
正組合員数 1万91人
准組合員数 6711人
職員数 318人
販売品取扱高 38億9千万円
購買品取扱高 29億9千万円
貯金残高 1263億5千万円
長期共済保有高 3556億7千万円
主な農畜産物 青ネギ、ミニトマト、 チンゲンサイ、白ネギ、アスパラガス、 キュウリ、ブロッコリー

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