JAズームイン

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福島県
JA東西しらかわ

“みりょく”ある農畜産物を クロスメディア広報でPR

 JA東西しらかわは、福島県中央南に位置し、白河市表郷、矢吹町(三神地区を除く)、棚倉町、塙町、矢祭町、鮫川村の6市町村からなり、2001年に7JAが合併し誕生しました。

 管内は地アユのすむ清流として名高い久慈川や、東北を縦貫する阿武隈川にそそぐ社川の地域で、標高差は500m。平地と中山間地との気候の違いを生かし、主に水稲、トマト、キュウリ、インゲン、イチゴなどの農作物や畜産業が盛んです。


農家所得の増大に向けて営農指導の技術力向上

 営農指導若手職員の基礎知識の向上と栽培技術習得を目的に、営農指導員講座への積極的な参加やJA独自の研修会を実施しています。営農アドバイザーを招いて実際に圃場(ほじょう)に出向き、園芸土壌の性質について学ぶ現地研修を行っています。また、営農経済渉外員による担い手農家を中心とした訪問活動を強化しています。農家組合員の若年層就農者勉強会を開き、病害虫防除や栽培技術向上に向けて学ぶ機会を設け、農家組合員に寄り添う事業を展開しています。

園芸土壌の現地研修をする職員
勉強会に参加する若手農家と職員

 

農業とJA運動の理解へ広報や情報発信を多彩に

 広報誌「かがやき」は毎月約6000部発行し、22年1月で250号を迎えました。各事業や直売所のイベント情報をはじめ、「かがやきNEWS」コーナーで各地域の取り組みを紹介、読者の俳句を掲載するなど、紙面が交流の場となるよう“みりょく”ある情報を発信しています。20年に20周年を迎え、昨年「創立20周年記念誌」を作成し、組合員へ記念帽子と共に配布しました。

 20年1月からは、新たに准組合員向け広報誌「かがやきフレンズ」の発行をスタート。年に2回、各事業所やオリジナルブランド「みりょく満点」を紹介し、自己改革の取り組みなど親しみをもって読んでもらいたいという思いで発行しています。また、JAを気軽に知ってもらえるようインスタグラムで公式アカウントを開設し、身近な出来事や広報誌面の一部を紹介しています。

20周年記念品とさまざまな広報媒体

コミュニティー誌で農産物直売所のPR

 JA農産物直売所「みりょく満点物語」が開催する年に2回の大イベントに合わせて、コミュニティー誌を各新聞折り込みで約1万7000部発行しています。地域の方にもJAを身近に利用していただけるよう、各種イベントの内容や併設する「旬彩レストラン 山ぼうし」のおすすめメニューやテイクアウトメニューを紹介し足を運んでいただくきっかけとなっています。

 これからも“みりょく”ある農畜産物と作り手にスポットをあて、さらなる充実したクロスメディアスタイルを展開しPR・消費拡大に取り組んでいきます。

 

JA東西しらかわ(福島県)
概要 令和4年2月末現在
正組合員数 5518人
准組合員数 4128人
職員数 234人
販売品取扱高 41億8千万円
購買品取扱高 22億1千万円
貯金残高 612億円
長期共済保有高 2566億7千万円
主な農畜産物 米、トマト、キュウリ、ニラ、インゲン、イチゴ、肉牛、和牛

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