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麦類農産部

でんぷん用馬鈴しょ生産者講習会

増産に向けて技術を紹介、実需者と意見交換も

 全農はホクレンと共催して2月29日と3月1日、北海道網走市と帯広市で「でんぷん原料用馬鈴しょ生産者講習会」を開催し、馬鈴しょ生産者、JA、でんぷん工場関係者のほか農林水産省、実需者など計320人が参加しました。


 国産馬鈴しょでんぷんの生産量は減少傾向にあり、特に2023年産は記録的な猛暑の影響で過去最低となりました。

 講習会では、馬鈴しょでんぷんの需要動向と販売情勢を報告して作付け拡大を訴えるとともに、でんぷん用馬鈴しょの主力品種「コナヒメ」の安定生産技術について紹介。実需者十数人が登壇したトークセッションでは、国産でんぷんの安定供給に期待する消費地の声や、片栗粉やかまぼこ、菓子、麺類などさまざまな食品製造を支えているでんぷんの需要実態が紹介されました。

 その後の交流会では、馬鈴しょでんぷんと他でんぷんで作った唐揚げの食べ比べやでんぷんを使用した食品を囲み、生産者と実需者が意見交換をしました。

 全農はこれからも生産地と消費地との交流を促進して農産物の安定生産と需要確保の取り組みに努めていきます。

生産者と実需者との交流会(網走市民会館)
生産者と実需者との交流会(網走市民会館)
とかちプラザ(帯広市)でのトークセッション

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