JAズームイン

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石川県
JA白山

地域特性を生かし農業者所得増大へ

 JA白山は、白山市内の美川地区・鶴来地区・白山麓地区を管内とし、日本海から白山麓までの地域特性を生かした生産に取り組んでいます。

常に良質な種子を生産

 

コシ中心に良質米生産 県内最大の良質種子産地

 管内の耕作面積は約1500㌶で米が主要農産物です。当地は良質米の産地として、主食用米は「コシヒカリ」が中心、他には酒造好適米・もち米なども生産しています。転作はソバ・ダイズで、今年から麦の生産にも取り組みます。

 中山間地域は県内最大の種子生産地です。昨年度の県内採種生産比率は水稲34%、大麦55%、大豆92%で、良質な種子採取のため栽培から収穫までの工程管理を徹底し、県内需要への対応に取り組んでいます。

機械など整備した総合集出荷場
 

園芸作物生産も拡大 総合集出荷場を整備

 近年は米生産の偏重から園芸作物生産を拡大しており、重点生産物としてブロッコリー・ネギ・白山丸いも・ニンジンなどに取り組んでいます。昨年12月には総合集出荷場の整備を行い、園芸振興の拡大対策を進めています。

 地域と地元生産者をつなぐ場として、平成27年6月に大型直売所「よらんかいねぇ広場」をオープン。安全・安心な地元産直品を数多く提供しています。また、管内の園児や児童を対象に農業体験を開き、生産者やJA職員との交流を通じた「食」と「農」への理解促進を図っています。今年11月には、米の消費拡大を目的に、伝統食や米食の良さを認識していただく、お米を中心とした「食フェスタ」を開催する予定です。

産直品を求めて混み合う大型直売所「よらんかいねぇ広場」 

 

JA白山 (石川県)
概要 平成31年3月31日現在
正組合員数 3770人
准組合員数 3020人
職員数 138人
販売品取扱高 10億7千万円
購買品取扱高 24億円
貯金残高 729億6千万円
長期共済保有高 2070億3千万円
主な農畜産物 米、ブロッコリー、ネギ、 白山丸いも、ニンジン

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