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畜産生産部

「防疫マニュアル」の重要ポイント(上)

家畜伝染病拡大を防ぐ!! みんなで守る日本の家畜

靴底・手指の消毒

 豚コレラの発生が続いています。JAグループ全体で防疫のさらなる強化を目指すべく「防疫マニュアル」の配布と講習会を実施しています。マニュアルの重要なポイントを全3回にわたり紹介します。第1回は、さまざまな人が往来する事務所・倉庫・農場などの入り口で欠かせない、靴底・手指の消毒についてです。

靴底の消毒

消毒液をマットに染み込ませ、 入り口に設置します。

①泥落としマットを消毒用マットの手前に設置します。泥や汚れは消毒液の効果を弱めるので、消毒用マットを踏む前に靴底の汚れを落とします。

②消毒用マットには両靴底の全面をつけ、2~3回足踏みし、消毒を行います。

③消毒用マットは乾燥しやすいため、消毒液がしっかり染み込んでいることを日々確認しましょう。

消毒の前に泥落としマットで靴底の汚れを落とす
消毒用マットには両靴底の全面をつける

 

手指の消毒

入り口に消毒用アルコールを 設置します。

①自動手指消毒器、ハンドスプレーのいずれの場合でも、両手の平・手の甲にしっとりするまでまんべんなく噴霧します。

②消毒液を指の間にもみ込みます。

両手の平・手の甲にまんべんなく噴霧する
消毒液を指の間にもみ込む

 消毒マット・装置の設置場所、消毒薬の希釈方法など詳細については、マニュアル・動画をご確認ください。全農畜産総合情報サイト「JACCネット」から閲覧できます。
http://jaccnet.zennoh.or.jp/boueki/index.html
 
ご意見・ご要望などございましたら、お気軽にご連絡ください。
問い合わせ先:全農畜産生産部推進・商品開発課 TEL:03-6271-8236 FAX:03-5218-2526
次回は、畜産関連施設を訪問した際の車両の洗浄・消毒について紹介します(9月9日号掲載予定)。
 

防疫講習会を実施中!(岡山県のJA勝英)

 岡山県のJA勝英で8月6日、防疫講習会が開催されました。家畜伝染病と防疫について、家畜衛生研究所クリニック西日本分室の鈴木悟郎室長が説明しました。来賓やJA担当者など71人が参加し、最大規模の開催となりました。
あいさつするJA勝英の内藤敏男組合長
防疫管理について説明する鈴木室長

 

「防疫マニュアル」の重要ポイント(中)はこちら

https://www.zennoh-weekly.jp/wp/article/5963

「防疫マニュアル」の重要ポイント(下)はこちら

https://www.zennoh-weekly.jp/wp/?post_type=article&p=6135

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