JAズームイン

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石川県
JAののいち

持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会の実現目指し自己改革を実践

 JAののいちは、野々市市内の2JA(富奥、野々市町)が平成19年4月に合併して発足しました。野々市市は、面積は13・56㎢と石川県内一小さいながら、人口は5万5000人を数え、海や山、大きな河川のない平たん地で、古くから稲作が盛んです。また、石川県立大学や金沢工業大学を擁する学園都市と、大小さまざまな商店・商業施設が集積する商業都市としての顔を併せ持ち、全国住みよさランキングでも毎年上位にランクインし、2020年度は総合第1位を獲得しました。

近隣の保育園の園児を招いて行ったエアリーフローラ収穫体験。保育園の卒園式で卒園児に花束を贈呈
管内の児童がタマネギ収穫を体験。農家が栽培したタマネギは学校給食でも使用

さまざまな助成、援助で農業生産、加工など後押し

 同JAは自己改革に掲げる持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会の実現を目指し、農業者の所得増大、農業生産の拡大、地域の活性化の三つの目標に取り組んでいます。野々市産米の品質向上に向けた食味こだわり米への助成をはじめ、農業機械の購入に対しても援助しています。また、高齢化する農業者の農業後継者不足を支援しようとライスセンターを新設し、農産物加工施設を新築することで農業者グループの農産物加工品の生産を後押ししています。さらにはJAが自ら栽培を行う石川県オリジナル品種のフリージア「エアリーフローラ」を新規栽培農家に指導する取り組みも実践しています。

 また、組合員・利用者、地域住民との触れ合いの場として、学童や園児の収穫体験、組合員や利用者への感謝のつどいや農業まつりを通して、地域の活性化にも取り組んでいます。

学校給食への野々市産米コシヒカリ贈呈式。市内小中学校の学校給食には助成などでも協力
野々市ブランド認証式。野々市特産のキウイフルーツを使用したキウイワインと、ヤーコンを使用したヤーコン焼酎が野々市ブランドに
保育園の園児を招きアトラクションを行う農業まつり。地域住民とのふれあい交流にも一役

 
JAののいち(石川県)
概要 令和2年3月31日現在
正組合員数 1406人
准組合員数 2048人
職員数 45人
販売品取扱高 1億4千万円
購買品取扱高 18億5千万円
貯金残高 346億5千万円
長期共済保有高 812億7千万円
主な農畜産物 米(コシヒカリ)、キウイフルーツ、ヤーコンなど

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