組合員の所得増大を目標に 米を軸に「木産木消」を推進
千葉県のJA木更津市は房総半島の中央に位置し、1988年9月から1市1JAとして事業展開しています。西は東京湾アクアラインで対岸の神奈川県川崎市と結ばれているなど交通の便が良く、恵まれた立地にあります。冬は北風が強いものの年間を通じて気候は温暖で、県内でも有数の超早場米の産地です。トウモロコシ、レタス、ブルーベリー、梨などの特産物の栽培が盛んで、多岐にわたる農畜産物を生産しています。
品質向上への取り組み 地場産米をブランド化
組合員の所得増大を最大の目標として事業に取り組んでいます。管内の基幹作物の米は、高品質米への意識向上や木更津産米のブランド化を目的に、2018年から「木更津産米食味分析コンクール」を開催しています。8回目の開催となった今年度は過去最多の176検体が出品されました。また、昨年8月に行った2025年産米の初検査では全て一等米となりました。

学給に有機米100%を目指し生産者を全面サポート
同JAは高品質な米栽培に対する意欲が高く、行政と連携し、「木更津市人と自然が調和した持続可能なまちづくりの推進に関する条例」(通称=オーガニックなまちづくり条例)に基づき、「きさらづ学校給食米(R)」の栽培・提供に取り組んでいます。2019年度から市内小・中学校の学校給食における有機米100%供給を目指したプロジェクトです。
JAは生産者への提案や資材供給への協力をはじめ、集荷・検査・保管・精米・給食向けの炊飯センターへの配送まで、一貫したサポート体制で地元の子どもたちの食を支えています。
また、地域のまちづくり協議会や生産者、農業委員会と連携し、地域一体となった食農教育にも取り組んでいます。農業体験には米はもちろん、特産のトウモロコシも取り入れ、播種(はしゅ)から収穫までの作業について生産者とJA職員が支援しています。



その他、さらなる良食味・高品質米の試験栽培および販路拡大への取り組みをはじめ、アクアライン周辺のアウトレットパークや地元スーパーで常設している産直コーナーを活用した木更津ブランド農作物の地域内消費拡大「木産木消」への取り組みも進めています。
今後も、持続可能な農業・経営基盤強化の実現に向け、食と農を基軸として地域に根差したJAを目指していきます。
JA木更津市(千葉県)

- 正組合員数3734人
- 准組合員数4338人
- 職員数133人
- 販売品取扱高11億9千万円
- 購買品取扱高12億7千万円
- 貯金残高829億9千万円
- 長期共済保有高2026億2千万円
- 主な農産物米、レタス、ターサイ、トウモロコシ、インゲン、ミニトマト、キュウリ、梨、ブルーベリー





