JAズームイン

円滑な流通体制を構築し農業者所得の増大めざす

2026.01.26
JA赤城たちばな(群馬県)

 群馬県のJA赤城たちばなは、渋川市の赤城町、北橘町に位置し、1999年に3JAが合併し誕生しました。キャベツ、ホウレンソウ、ネギなどの生産が盛んです。

集出荷貯蔵施設増設で出荷量・販売高の増加へ

 特に近年は、加工用キャベツ、レタスの出荷量と販売高が増加し、既存の予冷庫の容量を超えていました。そこで予冷庫の増設が計画され、2023年12月に新たに横野集出荷貯蔵施設が完成しました。

 施設面積は410㎡、予冷庫面積は225㎡で、120パレットの搬入が可能です。加工用キャベツは、低温期でも予冷庫内で保管しないと品質が悪くなるため、出荷者や市場等契約者から予冷庫増設の要望がありました。

 予冷庫の増設に伴う、加工キャベツ、レタスの既存生産者の作付面積の拡大や新規生産者の増加で、さらなる出荷量と販売高の増加が見込めます。

増設した貯蔵施設

農業現場をDX化 作業性を向上

 また、新たな取り組みとして2024年7月、農業現場のDX化を図ろうと「nimaru」を導入しました。利用者はスマホアプリのLINEを使って簡単に登録でき、出荷報告や販売市場などとのデータ連携、会議開催や市況報告などの通知のやりとりが可能です。また、アンケート機能を使うことで、その日の出荷者の把握、会議の出欠を取ることができます。

 導入時はレタス、トマト、ミニトマトの3品目で、18人が試験的な利用から開始しました。現在は150人が利用しています。当初は県内5JAで試験的に導入され、JA赤城たちばなが先行して利用を開始。2024年8月には県内JAが集まり視察研修会が行われました。スマホ荷受けによる作業性の向上、担当者不在でも市況報告が途絶えないと好評です。

 これからもより円滑な流通体制の構築を行い、農業者所得の増大を目指します。

「nimaru」視察研修会
「nimaru」を使用した荷受け

JA赤城たちばな(群馬県)

概要
2025年2月28日現在
  • 正組合員数
    1754人
  • 准組合員数
    1457人
  • 職員数
    81人
  • 販売品取扱高
    50億8千万円
  • 購買品取扱高
    17億1千万円
  • 貯金残高
    334億1千万円
  • 長期共済保有高
    802億1千万円
  • 主な農畜産物
    キャベツ、ホウレンソウ、ネギ、ブロッコリーなど

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