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福島県
営業開発部
福島県本部

食品ロス削減へECサイトで直売所の農産物を販売

都内のマンションでマルシェも

 営業開発部と福島県本部は9月から、食品ロスの削減をテーマにしたECサイト「tabeloop(タベループ)」で、福島県本部が運営する直売所「愛情館」の農産物の販売を始めました。また、9月7日に同サイトの運営会社などと協働し、都内マンションでマルシェを実施しました。


規格外農産物などをECサイトで販売

 「tabeloop」は、バリュードライバーズ(株)が運営する会員制のECサイトで、市場では扱えない規格外の野菜・果物や、賞味期限が近く既存の流通では扱ってもらえない加工品など、食べられるのに廃棄になってしまう商品を取り扱っています。現在の会員登録数は、売り手が約200、買い手が約1万に上ります。
 営業開発部では、直売所で売り切れずに生産者に返す農産物や、これまで取り扱わなかった規格外品などを、「tabeloop」を使って補完的に販売することを企画し、賛同した福島県本部とともに取り組みを始めました。これによって、店舗のロスを削減するとともに、生産者の手取りの拡大を図っていきます。
 今後、他の直売所とも取り組みを広めていきたいと考えています。

都内のマンションで不ぞろい農産物など販売

 東京・豊洲のマンションで9月7日、「tabeloop」を運営するバリュードライバーズ(株)、マンションを分譲した三井不動産レジデンシャル(株)と協働してマルシェを実施。店舗では扱いづらい、熟度が進んだ桃や不ぞろいのキュウリなど、「愛情館」から直送した農産物12品目を販売しました。果物が開始後2時間で完売するなど大盛況で、約12万円の売り上げとなりました。
 マンションの住民からは「日本でこんなに食品ロスが出ているなんて知らなかった」「廃棄になってしまう原因を聞くと、ちゃんと余らせずに消費しようと思う」などの反応がありました。
 今後、同様の取り組みを他のマンションでも実施し、新たなニーズへの取り組みを広めていきます。

東京・豊洲のマンションで開いたマルシェ
食品ロス問題に関する資料を展示
「tabeloop」サイトはこちら

https://tabeloop.me/

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