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福岡県本部

折原会長が福岡市の水処理センターを視察

回収した再生リンで肥料資源をリサイクル

再生リンについて説明を受ける折原会長(中央)と乗富会長(右)

 福岡県本部は地域資源循環型肥料「e.green (イーグリーン)」の取り組みを推進しています。全農経営管理委員会の折原敬一会長と福岡県本部運営委員会の乗富幸雄会長、倉重徳也常務理事は5月9日、福岡市和白水処理センターを視察し、実地確認しました。


 「e.green」は、2022年9月から福岡県内JAグループの堆肥と福岡市和白水処理センターで回収した再生リンを原料に活用した有機質配合肥料として販売されています。

 植物の生育に必要不可欠な栄養素リンについて、博多湾の水質保全のために下水から取り除かれている再生リンを使用していることに加えて、県内の畜産農場で発生した堆肥を配合していることから、県内資源の循環に寄与しています。同肥料は現在累計で約17万5000袋が出荷され、生産者からも非常に好評を得ています。

 折原会長は「再生リンは白色で、想像以上に汚泥の臭いもなかった。輸入に依存しているリンを下水から回収することで、肥料の価格を抑えて農家の負担を減らすだけでなく、環境問題など社会的課題にも貢献する大変素晴らしい取り組みだ」と話しました。

YouTube動画はこちら
「循環資源でつなぐ農業の未来」
JA全農ふくれんが取り組む、持続可能な農業の未来へ
https://www.youtube.com/watch?v=qcfVbNwsJF4

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