ニュース&トピックス

ニュース&トピックス
岐阜県本部

「美濃いび茶」初共販会 好発進

最高価格は過去最高の1kg当たり20万円

茶葉の品質を吟味する茶商
いれた茶を確認する茶商

 岐阜県本部は4月30日に「美濃いび茶」の初共販会を開き、揖斐川(いびがわ)町と池田町から三つのお茶組合と個人生産者1人の計48点、2549kgの荒茶が出品されました。県内外から11社16人の茶商が参加し、今年の茶葉の出来栄えを吟味しました。


 2月の雪や3月の寒暖差により芽の伸びが遅れましたが、4月は平年並みの気温が続き順調に生育しました。これにより、奥深さ・渋み・うまさを感じる高品質な仕上がりとなりました。

 出品数と数量は昨年に比べ減少しましたが、1kg当たりの最高価格は昨年の12万円を大幅に上回る20万円を記録し過去最高となりました。

 抹茶の世界的な人気や茶葉の海外輸出増大により、ペットボトル茶や抹茶の原料の需要が高まっています。資材や肥料の高騰により茶葉の生産維持は困難を伴いますが、「適期摘み」を行い、計画的な生産と製造に力を入れています。

 また、安全で信頼性のある茶を提供するために農業生産工程管理(GAP)認証に取り組み、栽培履歴の記録を徹底し、厳格な生産管理を行っています。今後も生産者が意欲的に茶葉生産に取り組めるよう、有利販売に一層努めてまいります。

カテゴリー最新記事

ページトップへ