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栃木で米生産・流通に係る現地視察会

2025.11.17
広報調査部・米穀部・栃木県本部

安定生産・供給へJAグループの役割をメディアに紹介

 全農は10月23日、栃木県那須塩原市のJAなすので、メディア向けに「米生産・流通に係る現地視察会」を実施しました。JAグループが行う米の安定生産・供給に果たす役割について理解を深めてもらうことが目的で、同JA協力のもと実現しました。


 JAなすの中央ライスターミナル(富池ライスセンター、調製品質管理センター、品質向上物流合理化施設)を視察。その後、メディアからの取材に応じました。  

 同JAは調製品質管理センターを中核に、調製・品質管理を一元化。管内のカントリーエレベーターやライスセンターを乾燥専用の共同施設(サテライト)として運用し、効率的な広域連携体制を構築しています。

 施設の特徴や、米の集荷から玄米の保管までの一連の流れについて、営農部米麦課の小瀧光一次長から説明がありました。

 視察後、JAの渡邉一夫組合長、全農栃木県本部の中村昌文県本部長、本所米穀部の藤井暁部長が取材に応じました。渡邉組合長は現在の米価格について、「この水準を継続できる保証はない。生産資材も高騰している。持続可能な米生産を実現するためには、後継者が米作りを続けられる価格水準が必要」と述べ、消費者への理解を求めました。

 全農は今後も、社会における全農グループの使命を広く発信していきます。

富池ライスセンターで記者に説明
説明会に登壇した出席者(左から)全農・藤井米穀部長、JAなすの渡邉組合長、中村県本部長

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