県オリジナル水稲新品種 高温に強い「コ・ノ・ホ・シ」
JA兵庫みらいは、兵庫県南部の加西市・三木市(一部)・小野市にまたがる播磨平野の中央部に位置し、5部2室14支店3営農生活センターを拠点に事業を展開しています。主力農産物として全国的に有名な酒造好適米「山田錦」をはじめ、地域農業の発展と安全・安心な農産物の提供に取り組んでいます。


2025年産デビュー 県内最大規模77.7ha作付け
2025年産からデビューした「コ・ノ・ホ・シ」は、16年から兵庫県とJAグループ兵庫が共同で研究・開発を進めてきた新品種のうるち米です。JA兵庫みらいにおいても管内に試験圃場(ほじょう)を設置し、栽培適性や収量性、品質、食味などの調査を重ねてきました。
最大の特徴は高温耐性に優れていることです。近年、全国的な夏の高温による米の品質低下(白未熟粒の増加)が問題となる中でも、安定した品質を維持できる点が大きな強みです。これまでの兵庫県の代表品種「キヌヒカリ」の代替として期待されており、県内外への知名度向上とブランド価値の醸成をめざしています。
初栽培となる25年産は、管内で県内最大規模となる約77.7haを作付けしました。生産者やJA担当者が小まめな生育調査を重ね、細心の注意を払いながら栽培管理に取り組みました。その結果、1等米比率は97.2%という高い水準を達成し、品種のポテンシャルの高さを証明しました。今後は、これまで主力だった「キヌヒカリ」から「コ・ノ・ホ・シ」への作付け転換を積極的に進めていく方針です。

初収穫を終え出荷式を開催
待望の初収穫を迎えた9月下旬、JAグループ兵庫や兵庫県などで構成する「ひょうごの水稲オリジナル品種普及推進協議会」が主催し、JA兵庫みらい加西低温農業倉庫で「コ・ノ・ホ・シ」の出荷式が盛大に開催されました。式典にはJAや行政機関の関係者に加え、兵庫県の齋藤元彦知事も参加し、収穫の喜びと今後の販路拡大への意気込みを共有しました。

JA兵庫みらい(兵庫県)

- 正組合員数1万5147人
- 准組合員数1万3009人
- 職員数317人
- 販売品取扱高39億4千万円
- 購買品取扱高16億7千万円
- 貯金残高4090億6千万円
- 長期共済保有高4598億円
- 主な農産物米、黒大豆、ブドウ、イチジク、アスパラガス





