富山米「富富富」の産地形成へ さらに強く高品質生産を
JAアルプスは富山県の東部に位置し、滑川市、立山町、上市町、舟橋村をエリアに立山連峰からの雪解け水と肥よくな大地で、米を中心にサトイモや白ネギ、果樹などの高品質な農産物の栽培が盛んな地域です。
主力は米!「富富富」面積拡大へ
JA管内での主力作物はやはり水稲です。早生品種「てんたかく」、中生「コシヒカリ」「富富富」、晩生「てんこもり」など、県育成品種を中心に栽培しています。中でも富富富は作付面積の拡大に力を入れて取り組んでいます。
富富富は、近年の異常気象に左右されずに生産できる高温耐性品種で、2018年に富山米の新たなブランド品種としてデビューを飾ったうるち米です。JAでは「JAアルプス『富富富』ブランド化推進協議会」を18年に設立し、83の経営体、約87haで栽培を始めました。26年産は県全体で約3379haのうち、JAアルプスでは約565ha(172経営体)とトップクラスの作付面積となっています。
高品質米の生産に向け、同協議会では年に数回、生産者を集めた栽培研修会を開催し、昨年の生育概況をもとに今年度の栽培管理ポイントの徹底を呼び掛けています。夏場の高温や水不足など厳しい気象条件下でも、生産者による適期作業の徹底で25年産の一等米比率は97.2%と高くなり、高品質米の生産につながっています。


生産拡大に向けた施設整備へ
作付面積の拡大に併せ、円滑な受け入れ体制を強化するため、24年に新川サブセンターを富富富専用の受け入れ施設として改修し、新型の遠赤外線乾燥機を2台増設しました。25年には、滑川ライスセンターを大幅に改修し、新型の遠赤外線乾燥機14台を導入したほか、粗選機2台と色彩選別機、タンク容量の増設、搬送ラインの改修など、高品質米の生産に向け、生産者ニーズに応じた円滑な施設整備に取り組んでいます。
県内屈指の富富富の生産地として、気象条件を問わず高品質米を生産できるよう、生産者とともに全力で挑み、農業者の所得向上のため営農指導の強化に努めていきます。

JAアルプス

- 正組合員数7762人
- 准組合員数4374人
- 職員数202人
- 販売品取扱高66億円
- 購買品取扱高40.8億円
- 貯金残高949.7億円
- 長期共済保有高1989.6億円
- 主な農産物米、大麦、大豆、白ネギ、サトイモ、ハトムギ





