JAズームイン

GAP手法を取り入れ啓発活動 安全・安心な農畜産物の提供

2026.07.20
JAにったみどり

 群馬県のJAにったみどりは、2011年に群馬みどり農協と新田郡農協の合併により発足しました。桐生市、みどり市、太田市、伊勢崎市の一部を事業区域とし、出荷物はナス、キュウリ、トマト、ホウレンソウなどの施設野菜や、ヤマトイモ、ブロッコリー、エダマメ、レタスなどの露地野菜を京浜向け中心に出荷しています。


安全・安心な野菜生産へ

 同JAは「安心して食べられる農産物」の提供を目指し、食品安全、環境保全、労働安全、農場経営管理、人権保護の5つを柱とするGAPに基づく営農支援を強化しています。GH農場評価員やGAP内部監査員の資格取得を進め、専門性の高い職員育成にも力を注いでいます。
 関係機関と連携した研修や指導の結果、21年にはレタス生産者で構成される「新田みどりGレタス組合」が県内JAとして初めてGLOBAL G.A.P.認証を取得し、レタスの安全性と品質が世界基準で証明され、生産者と取引先との信頼関係もより強固になりました。

JAの出荷施設でのGLOBAL G.A.P.審査

GAP認証の県域展開と取り組み強化

 さらに25年には群馬県本部を事務局とする県域団体事務局へ参画し、JA域を越えた県域規模の認証支援体制下での取り組みに移行しました。県域団体事務局は、GLOBAL G.A.P.認証取得に取り組んできた県内2JAの職員および生産者を中心に、全農やJA群馬中央会などの関係機関を構成員としています。定期的な事務局会議を通じ、取り組み上の課題共有やその対応に向けた管理手法などの統一化により、効率的な認証支援体制が構築され、レタスに加えキャベツへも認証範囲を拡大でき、さらに広域化したことで、1人当たりの認証審査費用の圧縮にもつながっています。
 現在は労働者の人権と安全に重点を置く「GRASP(グラスプ)認証」の26年度取得を目標に準備を進めており、引き続き取り組みの強化を継続していきます。

定期的な県域団体事務局会議
関係者による生産者の施設の審査

JAにったみどり

概要
2026年2月28日 現在
  • 正組合員数
    3455人
  • 准組合員数
    1万1687人
  • 職員数
    274人
  • 販売品取扱高
    127億1千万円
  • 購買品取扱高
    60億9千万円
  • 貯金残高
    1891億9千万円
  • 長期共済保有高
    2414億6千万円
  • 主な農産物
    キュウリ、ナス、トマト、レタス、ヤマトイモなど

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