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新たな地域品目づくり ぶどう山椒の産地化へ

2026.08.03
JA対馬

 長崎県対馬市を拠点に活動するJA対馬は現在、中央会や全農の協力のもと、地域の新たな特産品として「ぶどう山椒」の産地化に向けた取り組みを進めています。


軽くて高単価で取引 高齢者も取り組みやすく

 きっかけは、離島という地理的条件が生む輸送コストの課題でした。これらを克服するため、出荷の際に「軽量」かつ「高単価」で取引される品目として山椒に着目しました。山椒は栽培管理が比較的優しいため高齢者でも取り組みやすく、労力が収穫期に集中することから、地域の労働力を有効に生かせる「新たな地域おこし品目」として期待を集めています。

 「ぶどう山椒」は、清涼感のあるピリッとした刺激が特徴のスパイスです。実はもちろん新葉も含めてそれぞれ利用価値が豊富で、乾燥させて出荷できるほか、高級食材としての需要も見込まれています。

産地化へ期待がかかる「ぶどう山椒」

生産者、本数ともに増 販売へ規格、形態を協議

 産地づくりは着実にステップアップしています。2023年に1人から始まった100本の試験栽培を皮切りに、24年には8人で600本、25年には10人で1040本と着実に規模を拡大。4年目となる26年に出荷計画を関係機関と協議していく予定です。

 今後は、販売に向けた出荷規格や形態、調製方法の協議や、対馬島内でも山椒が身近に感じてもらえるよう、直売所等でもPR活動を進めるとともに、販売先への流通対策を強化します。さらに、将来的には生産部会の発足も視野に入れ、中央会・全農と連携した研修会等を開催し、持続可能な離島農業のモデルケース確立を目指します。

JA対馬

概要
2026年3月31日 現在
  • 正組合員数
    1343人
  • 准組合員数
    1812人
  • 職員数
    61人
  • 販売品取扱高
    3億5千万円
  • 購買品取扱高
    3億3千万円
  • 貯金残高
    144億4千万円
  • 長期共済保有高
    1056億3千万円
  • 主な農畜産物
    対州そば、原木椎茸、あか牛、ミニトマト

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