新たに「酪王協同乳業（株）」を設立

福島・東北の酪農家や消費者に支持される乳業を目指す

　東北協同乳業（株）と福島県酪農協の子会社・酪王乳業（株）は10月1日に合併し、新たに乳業会社・酪王協同乳業（株）を設立しました。

　両社は、東日本大震災以降、風評被害の影響を大きく受けましたが、福島県をはじめ東北の酪農家や消費者のために、安全・安心な牛乳・乳製品の製造・販売を継続するとともに、「11／19-B1乳酸菌ヨーグルト」や「酪王ブランド」などの新商品開発を行い、販売を拡大してきました。

　これまでも相互に生産の受委託を行うなど連携関係にありましたが、少子高齢化などにより中長期的に市場規模の縮小が想定される事業環境も踏まえ、両社が合併し、生産の合理化などによる競争力の強化を図ることが必要との考えで一致し、今回の合併に至りました。

　今後、酪王協同乳業は、全農グループの乳業会社として、ブランド商品の販売拡大や両社の強みを生かした高付加価値商品の開発・販売を進め、福島県をはじめとする東北の酪農家に貢献し、消費者から将来にわたって支持される農協系乳業を目指します。