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岐阜県本部

米の低温倉庫「JA全農 ぎふの米 Xross Depo」竣工

収容力不足解消で安定した品質の米を消費者へ

 岐阜県本部は、県内で収穫された米の品質を保つ米の低温倉庫「JA全農 ぎふの米 Xross Depo(クロスデポ)」を海津市平田町に建設し、4月21日に竣工(しゅんこう)式を行いました。県域で活用する米穀倉庫の取得は、岐阜県内では初となります。


 同施設は鉄骨造りの2棟で、延べ床面積は約2800㎡。約5000tの米を収容できる県内最大の低温倉庫で、年間約1万tを取り扱います。JAの農業倉庫の老朽化や民間の営業倉庫の業務縮小によって深刻となっている米穀の収容力不足への対応が期待されています。

 収穫期には米の保管場所に苦慮する農家からの集荷を拡大し、春以降は常温保管のカントリーエレベーターから低温保管の同施設に移すことで米の品質低下を防ぐことが可能です。

 竣工式には、農業団体の代表や施工業者ら約30人が出席。岐阜県本部の山内清久運営委員会会長は、「交通アクセスの良さを生かし、安定した品質の米を消費者へ届けたい」と意気込みを語りました。

完成した「JA全農 ぎふの米 Xross Depo(クロスデポ)」
米を保管する施設の内観

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