JAズームイン

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東京都
JA東京みなみ

都市農業存続のため、新たな直売所へのチャレンジ

 JA東京みなみは、平成元年4月に日野市・多摩市・稲城市の3市4JAが合併したJAです。都市化が進む中、農地面積や農業生産高は年々減少の傾向ですが、野菜生産をはじめ梨やブドウ、ブルーベリーなどの果樹栽培も盛んです。

 JA東京みなみでは、JA自己改革の中核としてJA直営の大型農産物直売所「Farmer`s market東京 みなみの恵み」を平成29年10月、日野市に開設しました。地元農産物や、JA全農ミートフーズ㈱直営店での国産精肉販売や総菜店、レストランも併設しています。営業時間は午前10時00分〜午後8時00分とし、多くの消費者に利用していただけるよう営業しています。

毎日多くの人でにぎわう店内
平成29年10月に「Farmer`s market 東京  みなみの恵み」を開設

 

買い取り販売を導入 出荷者は生産に専念

 「みなみの恵み」では、現在130人の出荷者が登録していますが、直売組織はつくらず、価格設定などはJAが行い、出荷者は農業生産に専念できる環境づくりに努めています。来店されるお客さまが選びやすいように販売棚を工夫し、農産物の本来の味を知ってもらうため試食販売も充実させています。

 「みなみの恵み」の一番の特色は、買い取り販売方式を導入したことです。従来の委託販売は売れ残りや引き取りの手間が発生します。そういった出荷者の時間や生産物のロスを抑えるために買い取り販売方式を導入しました。JAが定めた出荷基準(品目・品質)で買い取り、規格外品は半額で買い取り、併設の総菜店やレストランに販売をしています。生産者こだわりの農産物は、買い取り店頭価格より高値で販売することを条件に委託販売も行っています。より良い物を適正価格で販売したいという出荷者は、委託販売を利用しJA手数料を差し引いても所得の増大につながる仕組みとなっています。

JA全農ミートフーズ㈱直営店の国産精肉販売や総菜店を併設
 

遠方の出荷者対応で集荷拠点を4カ所設置

 出荷者は管内3市の全地区が対象となっているので、遠方で出荷することが難しい生産者のために集荷拠点を4カ所設置し、1日2回(午前と午後)専用車両で集荷しています。

 JA東京みなみでは、直売所による販路を確保することができました。今後は、各支店の指導経済渉外担当者(TAC)が各生産者の現場を訪問し、生産方式や栽培品目などの提案をして、農業生産の拡大はもとより農家所得の増大に向けた活動を行っていきます。

 
JA東京みなみ(東京都)
概要 平成30年3月31日 現在
正組合員数 1993人
准組合員数 7437人
職員数 157人
販売品取扱高 1億1千万円
購買品取扱高 5億1千万円
貯金残高 1672億8千万円
長期共済保有高 3103億5千万円
主な農畜産物 トマト・ネギ・梨・ブドウ・ブルーベリー・ダイコン

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