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「ゆめファーム全農SAGA」が始動

2020.02.17
耕種総合対策部

国内最大規模のキュウリの多収実証施設

 全農は佐賀市に設置した「ゆめファーム全農SAGA」の運営開始に伴い、1月24日に現地で開所式を行いました。


 ゆめファーム全農は、施設園芸における大規模多収技術の確立・普及や人材育成に向け、全農自らが施設を運営する営農実証プロジェクトです。「ゆめファーム全農SAGA」は、栃木県のトマト栽培施設「ゆめファーム全農とちぎ」、高知県のナス栽培施設「ゆめファーム全農こうち」に続くプロジェクト3例目の施設となります。

 「ゆめファーム全農SAGA」は、佐賀市と連携し、隣接する清掃工場で発生する排熱蒸気と炭酸ガスを活用する資源循環型農業を実証します。また、土耕区と養液区を設け、それぞれの収量やコストなどの栽培データを蓄積・分析します。

 開所式には全農、JAさが、佐賀市などから43人が参加しました。施主あいさつで全農の野口栄専務は「実証された情報や技術を全国の生産者にご提案し、農家所得の向上を支援したい」と意気込みを語りました。

内覧会で担当職員から説明を受ける秀島敏行佐賀市長(中央手前)と野口専務(右)
開所に伴う神事
土耕のキュウリ栽培区

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