特集

次世代と拓く、持続可能な農と食の未来

2026.06.22
広報・調査部

学びと実践の現場から学生と議論

 全農は、持続可能な農業と安定的な食料供給の実現に向け、朝日新聞社が主催する「農と食の未来を考えるプロジェクト」に伴走者として協力します。5月27日に東京都中央区で開催された第1回ワークショップに参加しました。


 気候変動や国際情勢の不安定化で食料供給リスクが高まる中、日本では農業従事者の減少や高齢化が進み、農と食を取り巻く環境は大きな転換点を迎えています。
 本プロジェクトでは、大学生・大学院生を対象に、6回のワークショップと複数回のフィールドワークを実施します。参加者は専門家による講義で基礎知識を学ぶとともに、生産現場の視察や実地調査を通じて、農業や流通の現状を深く理解していきます。その上で、食料自給率や食の安全保障、スマート農業、地域資源の活用といったテーマについて議論を重ね、課題解決に向けた具体的なアイデアを検討します。
 特徴は、知識の習得にとどまらず、現場体験を踏まえた「自分事」として課題を捉える点にあります。参加者はグループで議論しながら、多様な視点を取り入れ、持続可能な農と食のあり方を模索します。最終的には、各チームがまとめた提言を発表し、有識者や関係者との対話を通じて内容をさらに深めていきます。
 これらの成果はシンポジウムや記事として発信され、広く社会に共有されます。
 農と食をめぐる課題は、私たち一人ひとりの生活に密接に関わるものです。本プロジェクトを通じて、若者の視点から新たな気づきや解決の糸口を見いだし、持続可能な未来に向けた議論が広がっていくことが期待されます。

活発に交流を行った初日のワークショップ
伴走者と参加者によるグループワークの様子
あいさつをする朝日新聞の角田克代表取締役社長
あいさつをする全農の桑田義文代表理事理事長

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