県本部だより

夏野菜、「記念日」で消費拡大へ

2026.06.29
岐阜県本部

全国の産地と連携して魅力を発信

 岐阜県本部は5月27日、「夏ほうれんそうの日」(6月6日)と「夏だいこんの日」(7月11日)の記念日登録証授与式を開催しました。記念日制定を契機に、旬を迎える県産夏野菜のPRを強化し、需要拡大を目指します。


特産「ほうれんそう」と「だいこん」需要拡大へ

 授与式はJA会館で開かれ、一般社団法人日本記念日協会の田宮智康事務局長から、岐阜県本部の西村寿文県本部長に登録証が手渡されました。会場には生産者や関係者らが出席し、記念撮影や県産青果を使った特製弁当の提供などを通じて、旬の味わいと品質の高さを発信しました。

 今回制定した2つの記念日は、それぞれ旬や語呂合わせにちなんでいます。「夏ほうれんそうの日」は、旬を迎える6月と数字の「6」を「緑(りょく)」と読む語呂に由来しています。一方、「夏だいこんの日」は出荷最盛期となる7月と、数字の「11」がだいこんの形を連想させることから定めました。

 岐阜県は、飛騨地域の高冷地を中心に夏ほうれんそうの生産が盛んで、6月上旬に出荷のピークを迎えます。鉄分や葉酸、ビタミン類を豊富に含む栄養価の高さが特長で、夏場の健康維持に適した野菜として期待されています。

 また、郡上市のひるがの高原などで生産される夏だいこんは、みずみずしくさっぱりとした味わいが特長で、消化酵素を豊富に含むことから、食欲が落ちがちな夏季の体調管理にも適しています。出荷は6月下旬から7月にかけて最盛期を迎えます。

「トマト」(8月8日)は販促に効果、品目拡大へ

 岐阜県本部では、記念日を活用した販売促進にも力を入れており、2024年には「夏トマトの日」(8月8日)を登録しました。店頭での統一PRにより消費者から好評を得るなど、販促効果を上げています。

 西村県本部長は、栄養価の高い夏野菜の積極的な摂取を呼びかけるとともに、記念日を活用した継続的な情報発信の重要性を強調しました。また、今回の記念日は県内だけでなく、全国の夏ほうれんそう、夏だいこん産地と連携を深めながら需要拡大に取り組む方針で、広域的なPRを強化する方向性を示しました。

 今後はスーパーでの試食販売やフェアなどを通じ、記念日を軸とした販促活動を展開するほか、「富有柿の日」や「春だいこんの日」の登録も見据え、県産農産物の認知向上と需要拡大を推進していきます。

2つの登録証を受け取った西村県本部長(左から2人目)
2つの記念日が誕生
ひるがの高原だいこんの出荷
飛騨ほうれんそうの収穫

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