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宮城県内のトマト生産者3法人 グローバルGAP団体認証を取得

宮城県本部が団体事務局となり支援

宮城県内のトマト生産者3法人は、全農宮城県本部を団体事務局としたグローバルGAPの団体認証を取得しました。


JA異なる法人が参加県本部が団体事務局に

 JAグループの方針のもと宮城県内では、GAPの第三者認証取得を目指す取り組みで、JAの異なる法人が参加することとなったため、宮城県本部が団体事務局となり取り組みを開始しました。

 昨年8月から、グローバルGAPの団体認証取得を目標として取り組みが始まりました。グローバルGAPは、欧州を中心に世界80カ国以上で実践されているGAPの世界標準であり、70カ国400社以上の小売業・食品メーカーなどで構成されるGFSI(The Global Food Safety Initiative)で承認されている規格の一つです。

 その後、内部検査、審査を経て、今年3月19日にグローバルGAPの団体認証を取得することができました。これは、「JAグループGAP第三者認証取得支援事業」による初めてのGAP認証取得の事例です。

3法人に続き県内の他生産者に拡大も

 今回認証を受けたのは、宮城県内でトマトを生産する、(有)サンフレッシュ松島・マキシマファーム(株)・(株)やまもとファームみらい野の3法人です。

 この認証は、宮城県本部が団体事務局となり団体認証を取得したため、今後、県内の他のトマト生産者が加わることが可能です。このことにより、「選ばれる産地」としてより多くの農産物を提供できるように今後の展開が期待されます。

JAグループ「GAPへの取り組み方針」(平成29年5月決定)
  • JA段階では、生産部会でのGAPの実践と第三者認証取得などを支援するため、営農指導員と販売担当者のGAP関連講習会受講を推奨する
  • 都道府県段階では29年度中にGAP担当者を設置し、行政(普及員)と連携しJAや生産部会の取り組みを支援する
  • 全農・全中は職員を育成するため29年度からJGAP、グローバルGAPに関する講習会を開催する
  • GAP第三者認証取得については、全農・全中にGAP認証取得支援チームを設置し、29~31年度の間、希望するJA生産部会に対して都道府県段階と連携してGAP第三者認証(団体認証)取得に向けた現地アドバイスを行う
  • 生産現場におけるGAPの導入・実践と第三者認証取得には県の普及指導員の協力が不可欠
今回グローバルGAP認証を受けた農場で
生産されたトマト
グローバルGAPの認証書

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