茨城県坂東市に冷凍青果物製造工場
国産冷凍青果物事業を強化
全農は国産青果物の需要拡大と付加価値向上を目指す国産冷凍青果物事業の一環として、茨城県坂東市に「冷凍青果物製造工場」を竣工し、4月から本格稼働しました。
全農は、昨今ニーズが高まっている冷凍青果物の国産化に向け、冷凍青果物の製造・販売事業に取り組んでいます。
同工場は実需者ニーズに幅広く対応するため、「焼き」「スチーム」「カット」「ペースト」といった多様な加工機能を備えました。
取扱品目はサツマイモ、カボチャ、ニンジン、ナスの4品目から開始し、冷凍焼きいも、冷凍グリル野菜、冷凍野菜ペーストなどを製造します。冷凍焼きいもは、過熱水蒸気で一気に焼き上げることで、素材のおいしさを逃さず閉じ込めた後に瞬間凍結して食感やうま味を維持するなど、国産青果物の味わいを生かした製品づくりが特徴です。
同工場で使用する原料は、近隣産地の3県(茨城県、千葉県、埼玉県)、11JA管内から調達、契約栽培による生産振興を進めることで、生産者の安定的な所得確保を目指します。
本稼働に先駆けて3月26日に竣工式を開催し、行政、取引先、関係JA・県連ら約100人が出席しました。竣工セレモニーでは、桑田義文理事長が関係者へ感謝を伝えるとともに、「輸入冷凍野菜が流通の大半を担う現状に一石を投じ、国内野菜産地の発展と販売先並びに消費者の満足感の向上に力を尽くしたい」とあいさつ。メディア向けに現地視察会を実施し、工場の概要を紹介しました。
また、昨年3月には埼玉県久喜市にリパック拠点を設置し、北海道をはじめとするJAグループの冷凍青果物製造工場で製造した冷凍青果物を、取引先仕様に対応したコンシューマー向け商品として小分け包装加工する事業を展開しています。
全農は、同工場やJAグループの工場で製造した冷凍青果物をリパック拠点でパッケージする一貫した流通体制の仕組みを構築することで、冷凍青果物の国産化と国産青果物の消費拡大を推進していきます。









