女性生産者育成へ講習会 地域一体で果樹産地振興
JAフルーツ山梨は、山梨県の北東部に位置する山梨市・甲州市・笛吹市の一部を管内とするJAです。県内8JA構想の一環として、東山梨地区の10JAが合併し、2001年2月1日に発足しました。
フルーツ王国山梨 屋台骨を支える
管内は、落葉果樹日本一を誇り、フルーツ王国山梨の中でも果樹の一大産地となっています。県内の果樹生産量の5割近くを占めており、桃やブドウなどを中心に、スモモや柿、サクランボなどを主体に生産しています。立地を生かした桃やブドウの施設栽培や、地域特性による多くの品目と長期にわたる販売が可能な広域的産地形成がなされ、農産物の一大供給基地として期待されています。
将来の産地を支える担い手の確保に向け、同JA営農指導部では、新規就農者や若い担い手だけでなく、女性生産者の育成に力を入れています。女性生産者の技術向上、知識の共有を目的とし、営農に参画しやすい環境を整えるため、年間を通じて女性向け講習会や女性部の活動を積極的に行っています。従来、各地区で開催している営農講習会よりも基本的な内容にし、気軽に話せるように女性指導員2人が講師を務め、園地での実習を通じて作業を体験しながら学べる形式を採用しています。
参加者は年々増加しており、日々の作業で感じている疑問点などの質問も活発で、意見交換の場としても定着しつつあります。参加者からは「次回も講習会を開催してほしい」といった声もあり、今後も参加者の意見や要望に応え、講習や研修会も増やしていく予定です。

県育成赤系ブドウ 着色技術確立へ
同JAでは、山梨県が育成した赤系ブドウ品種「サンシャインレッド」の生産に力を入れています。「サニードルチェ」と「シャインマスカット」を交配した県のオリジナル品種です。皮ごと食べられ、口に広がる華やかなマスカットの香りと上品な甘さが特徴です。
一方で、思うように着色が進まず、生産者を悩ませる一面もあります。こうした課題に対応するため、昨年から生産者、JA指導課、県指導機関の三者が連携し、除袋のタイミングをはじめとした着色管理技術の共有を進めています。「サンシャインレッド」の名にふさわしい鮮やかな赤色を実現すべく、高品質なブドウ生産に向けて日々努力を重ねています。


JAフルーツ山梨

- 正組合員数7046人
- 准組合員数3517人
- 職員数346人
- 販売品取扱高196億6千万円
- 購買品取扱高61億5千万円
- 貯金残高1161億3千万円
- 長期共済保有高3662億4千万円
- 主な農畜産物桃、ブドウ、スモモ、サクランボ、枯露柿、キウイフルーツ





