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【海外拠点便り】全農グリーンリソース・タイ株式会社 農薬原体の輸入業務柱に

協同組合貿易の60年近い歴史刻む

 全農グリーンリソース・タイ株式会社の事業内容の前に、その歴史について紹介したいと思います。改めて振り返れば、それはまさに協同組合貿易の歴史といってよいかと思います。

 当社は1964(昭和39)年7月、組合貿易バンコク駐在員事務所として開設されました。もともとはタイ産トウモロコシを安定的に輸入するため、当時の全購連、組合貿易がタイ協同組合関係者と協議を重ねるなかで誕生したものでした。その後、トウモロコシの協同組合間取引の拡大にともない、同駐在員事務所は66(昭和41)年8月、支店に昇格、69(昭和44)年8月にはタイ側の全国連合会(現在のタイ国農業協同組合連合会、以下ACFT)も設立されました。翌、70(昭和45)年には日本側(組合貿易とクミアイ化学の均等出資)とタイ側ACFTの出資により、現在当社の最大の取引先であるT.J.C.ケミカル社が設立されます。

 当社の取り扱い品目はT.J.C.ケミカル社向け農薬原体の輸入が柱となっており、その他スプレーヤーの輸入、T.J.C.ケミカル社が製造を受託している薬剤の原料輸入及び製品の輸出、また取引仲介業務として、飼料副原料となる全農向け糖蜜、タピオカペレット、また全農グリーンリソース本社向けでは米麦用フレコンおよび原反、冷凍濃縮パイナップル果汁、パイナップルピューレーなどを扱っています。

   
全農グリーンリソース・タイがあるオフィスビル
全農グリーンリソース・タイがあるオフィスビル

 
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イチオシ現地食

 タイ料理というと、トムヤムクンやグリーンカレーを連想されると思いますが、海の幸、山の幸もおすすめです。山の幸は北部のチェンマイやチェンライに行くと、メニューに「オードブル」という名前の料理が目につきますが、これはタイ語では「ナムプリックヌン」と言います。ゆで野菜やソーセージなどをナスで作ったソースにつけて食べる、まさに大皿のおつまみのような料理です。ビールに合うことは言うまでもありません。

現地スタッフの 社内ランチ
現地スタッフの社内ランチ
ビールに合う「ナムプリックヌン」
ビールに合う「ナムプリックヌン」

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