ニュース&トピックス

ニュース&トピックス
岐阜県本部

飛騨牛繁殖研修センターから初の卒業生

繁殖農家としての第一歩を踏み出す

 岐阜県本部と岐阜県、岐阜大学で構成する飛騨牛繁殖研修事業連携協議会は3月3日、飛騨牛の繁殖農家を育成する飛騨牛繁殖研修センター(美濃加茂市)で第1期生の修了式を行いました。2年間の研修を終えた3人は、繁殖農家として新たな一歩を踏み出しています。


 「飛騨牛繁殖研修センター」は、飛騨牛の将来を担う「担い手育成」と岐阜県内の繁殖牛の増頭を目的として、岐阜県、岐阜大学、岐阜県本部が連携し、2019年に岐阜大学応用生物科学部附属美濃加茂農場内に設置されました。

 修了式では、同協議会長の岐阜大学福井博一副学長が「コロナ禍でも前向きに取り組んでもらえた。これからも後輩の手本として活躍してほしい」と話し、研修生らに修了証書を手渡しました。また、副会長の岐阜県本部西村寿文県本部長は「今後は飛騨牛の繁殖農家として生産拡大につなげてもらいたい」と激励しました。

 修了したのは岡山直人さん、大島芹奈さん、田中敦さんの3人。3人はそれぞれ岐阜市、海津市、中津川市で、4月から繁殖農家として就農を果たしています。3人は「持続的な経営を目指し、一歩一歩着実に歩みたい」と繁殖農家としての決意を新たにしました。

(前列左から)岡山さん、大島さん、田中さん、(後列左から)岐阜県の杉下尚農政部次長、福井副学長、西村県本部長

カテゴリー最新記事

ページトップへ