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耕種資材部

農業機械の「共同購入」第3弾に着手

コンバインの開発をメーカー4社に要求

 全農は9月27日、生産資材コスト低減に資する共同購入の取り組みで、国内農機メーカー4社にコンバイン(4条刈り50馬力クラス)の開発要求を行いました。大型・中型トラクターに続く第3弾です。


 開発要求は井関農機、クボタ、三菱マヒンドラ農機、ヤンマーアグリの4社に行いました。

 要求内容は、7299件の生産者アンケート結果と日本農業法人協会、全国農協青年組織協議会、全国農業青年クラブ連絡協議会との意見交換内容を踏まえた「生産者の声」をとりまとめたものです。製品発表は2024年1月、供給開始は同年4月を予定しています。

 要求の際、冨田健司常務は「生産現場からの声、そしてこの共同購入の取り組みにご理解いただき、積極的なご対応をお願いしたい」と述べました。これに対し各メーカーからは、「生産者の思いを真摯(しんし)に受け止め、共同購入の趣旨に賛同し、前向きに検討したい」とのコメントがありました。

 要求後は、JAグループの組織力を生かし、広く全国の生産者に共同購入への結集を呼びかけ、事前購入申込書のとりまとめを進めます。とりまとめた台数を背景に、価格メリットを生産者に還元することを目指します。

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