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岐阜県本部

回収りん酸を使用した肥料を発売

岐阜市、協同肥料と下水汚泥活用して開発

 岐阜県本部は回収りん酸を使用した肥料「エコレクトG066」の供給を開始しました。輸入に頼らない、肥料の安定供給を目指します。


 同商品は岐阜市上下水道事業部が下水汚泥を活用したりん酸回収事業を行っていることに着目し、協同肥料(株)と共同で製品開発を進めてきました。

 原料の一部を回収りん酸(副産りん酸肥料)や鶏ふん燃焼灰などの国内未利用資源に代替することで、化学肥料を15%低減し、コストを5%ほど抑えることができます。

 商品発表会では、西村寿文県本部長が「持続可能な循環型農業を進めるため、この肥料は国内未利用資源活用の第一歩だと思っている。土壌診断などと併せて行うことで、農業者の負担軽減につなげていきたい」と語りました。

「エコレクトG066」を紹介するJA全農岐阜の西村県本部長(左)、岐阜市の柴橋正直市長(中)、JA岐阜中央会の櫻井宏会長

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