JAズームイン

JAズームイン
宮城県
JAみどりの

集出荷調製施設を整備し 園芸振興を積極的に展開

 JAみどりのは平成8年に鹿島台、松山、涌谷、南郷、田尻、小牛田の6町(1市2町)にまたがる10JAが、宮城県で初めて広域合併し発足したJAです。農業は、水田を中心に園芸・畜産を組み合わせた複合型経営が主体となっています。健康や環境に配慮した環境保全米をはじめとする特別栽培米の生産拡大を図るとともに、園芸振興を積極的に展開しています。

出荷に向けて早朝から収穫作業
 

ブランド確立、水田の有効活用で青ネギ導入

 JAの新たなブランドの確立と水田の有効活用による所得向上を目指し、平成27年度から青ネギ栽培が始まりました。平成29年7月には、集出荷調製施設が大崎市鹿島台に完成しました。これまで面積拡大に向けた機械化体系の確立を掲げてきたJAの新たな戦力となっています。空調や予冷庫を完備し、夏場でも品質の良い青ネギの出荷が可能となっています。

機械を使い効率的な作業が進む
移植機を使い作業がはかどる移植作業

 

育苗は子会社、移植や調製選別をJAが受託

平成29年7月に集出荷調製施設が完成。テープカットをする大坪輝夫代表理事組合長㊥と関係者ら

葉鞘(ようしょう)部が長い白ネギに比べ、青ネギは葉身部が長いのが特徴です。露地栽培で年3回の収穫が可能で、高収量・収益が見込めます。JAでは、生産者が栽培に専念できるよう、育苗はJA子会社の「㈱みどりのみらい」が請け負っています。また、畝立てやマルチなどの作業機械を貸し出し、移植作業や調製選別をJAが受託し負担軽減を図っています。 
JAみどりの(宮城県)
概要 平成30年3月31日現在
正組合員数 1万2240人
准組合員数 3693人
職員数 402人
販売品取扱高 117億3千万円
購買品取扱高 51億8千万円
貯金残高 1065億円
長期共済保有高 4621億3千万円
主な農産物 米、大豆、小ネギ、ホウレンソウなど

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