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山形県本部

香港・台湾向けの桃輸出が好調

害虫検査を徹底、食味や外観など高い評価

 山形県本部は8、9月に東根市産「川中島白桃」や「黄金桃」などを香港と台湾へ輸出しました。現地での評価も高まっており、香港への輸出量は前年比7割増となる約16t、台湾へは前回(2021年)と比べて2割増の1593kgとなりました。


 台湾への輸出は検疫条件が厳しく、害虫検査を徹底する必要があります。出荷時には県本部とJAさくらんぼひがしねの職員が、ほこりや虫などをコンプレッサーの風圧で取り除き、一玉一玉を丁寧に検品し、箱詰めを行いました。

 現地では県産桃の食味や外観など品質の良さが評価され、中秋節向けのギフトや高級百貨店での販売向けに高い需要があります。県本部では、コロナ禍が収束に向かい始めた22年以降、輸出拡大に向けて本所や輸出業者との連携を強化したほか、現地の百貨店やスーパーでフェアやキャンペーンを積極的に開催してきました。

 10月末からは西洋梨「ラ・フランス」やリンゴの取り扱いが始まっています。今後もさらなる事業拡大に向け、現地のバイヤーへ県産農産物の魅力をPRしていきます。

輸出向け桃の出荷作業を行う県本部とJAさくらんぼひがしねの職員
一玉一玉を丁寧に検品する職員ら

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