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JA東日本くみあい飼料(株)・耕種資材部

大間々肥料工場で配合設備増設竣工式

適正施肥と省力化へ「セルフブレンド」体制を強化

 JA東日本くみあい飼料(株)大間々(おおまま)肥料工場(群馬県みどり市)は2月9日、配合設備増設にあたり竣工(しゅんこう)式を行いました。セルフブレンド(施用者委託配合肥料)の生産体制の増強を図ります。


 同社では、適正施肥と省力化ニーズに応えるため、1996年よりセルフブレンド事業を展開しています。セルフブレンドは、土壌診断に基づき生産者ごとに施肥設計を行い、さらにその設計に沿って肥料原料を配合、製品化するため、一般的な配合肥料と比べて生産に時間を要します。そのため、計画生産を行っても生産能力が追い付かないことが課題でした。

 今回、原料投入から配合・包装まで一貫して行うことができる機械設備を工場の隣に増設。増設設備では無機肥料を、既存設備では有機肥料を配合できるようにし、同時に二つのラインを稼働させることで生産体制の増強を図ります。これによりセルフブレンドの生産能力は、現在の年間5000tから将来的に年間1万tまで増産可能な体制となります。

 今後もセルフブレンド事業を基軸として生産者の声に的確に応えるための取り組みを行っていきます。

増設した新設備で行われた竣工式

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