「やさいの日」にあわせフェアやイベント
8月31日の「やさいの日」を中心に、全農は8、9月に野菜の消費推進活動を繰り広げました。各地の取り組みを紹介します。
園芸部・フードマーケット事業部
直営飲食店舗で「野菜の日フェア」 毎日の食事でもっと野菜を食べよう
園芸部とフードマーケット事業部は連携し、8月31日から9月6日まで全農の直営飲食店舗4店舗で「野菜の日フェア」を開催しました。
厚生労働省は1日に野菜を350g以上食べることを推奨していますが、成人の1日の野菜摂取量は平均280gと、約7割の人が目標摂取量に達していないと言われています。そこで、「野菜の日」をきっかけに毎日の食事で野菜を食べることを意識してもらおうと、店内POPで呼びかけるとともに、定食やビュッフェで夏ダイコンを使ったメニューを提案しました。
また、産地直送通販サイト「JAタウン」で各県自慢の野菜セットを楽しんでもらうため、「お客さま送料負担0円キャンペーン」を実施したところ、売り上げが前年比153%と好評でした。
実施店舗と提供メニュー
・みのるダイニング 札幌ステラプレイス/「夏大根のさっぱりかつお風味」
・みのる食堂 銀座三越/「夏大根のトマト煮」
・みのる食堂 エキエ広島/「夏大根たっぷり具沢山味噌汁」
・みのる食堂 アミュプラザくまもと/「夏大根の自家製ネギ味噌添え」
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新潟県本部
野菜が苦手な小学生を対象に 収穫体験を通じて親しみを
新潟県本部は8月17日、新潟市アグリパークと合同で「だいきらい野菜バイト~夏野菜編~」を開催しました。同イベントは野菜が苦手な小学生を対象に、クイズ形式の講座や野菜の収穫体験を通じて、野菜へ親しみを持ってもらうことを目的に開催しています。
昨年11月の「秋野菜編」に続き2回目の開催で、今回は小学生以下の子どもとその保護者9組24人が参加しました。ピーマンの苦みを抑える方法やトマトの栄養価についてのクイズで野菜の知識を学んでもらったほか、畑でミニトマトとナス、ピーマンの収穫も行い、収穫した野菜は参加した子どもたちにプレゼントしました。
福島県本部
ふくしまFMで“まるごと1日野菜の日” 直売所で旬の野菜ボックスを831円で販売
福島県本部はJA福島ファマーズ・マーケット連絡協議会と連携し、毎年8月31日の野菜の日に、県産野菜の消費拡大の取り組みを実施しています。県本部直営の農産物直売所「愛情館」では、生産者の思いが詰まった旬の野菜ボックスを「や・さ・い」の語呂合わせ831円で販売しました。販売開始前から長蛇の列ができ、準備した100箱はすぐに完売しました。
また、地元ラジオ局のふくしまFMでは、野菜の日前日の30日に「JA全農福島プレゼンツ! まるごと1日野菜の日+福島の農畜産物」と題し、朝・昼・夜の3番組で県産農畜産物を県民リスナーへPRしました。
広島県本部
野菜の日&耕畜連携・資源循環ブランド 「3-R」5周年を記念し消費者へPR
広島県本部は8月31日、広島県産野菜のPRと、耕畜連携・資源循環ブランド「3-R」が5周年を迎えることを記念し、農畜産物直売所「とれたて元気市広島店」でイベントを開催しました。
当日は、野菜の日イベントとして県産ミニトマトの「箸つかみチャレンジ」を行い、皿に移すことができたミニトマトと、150g以上移せた方にはさらにアスパラガスをプレゼントしました。
3-Rの5周年イベントとして3-Rに関するアンケートも実施。回答者の中から抽選で33人に3-R商品「ひろしま米粉バウムクーヘン」をプレゼントしました。
イベントの参加者からは「3-Rはとても良い取り組み。早速3-Rのナスを購入した」などの感想が寄せられました。
青森県本部
11店舗で「やさいの日」JAフェア 野菜詰め放題、カレー試食などで県産をPR
青森県本部は8月30、31日の2日間、県内のスーパーマーケット計11店舗で、「やさいの日」JAフェアを開催しました。
店頭では、のぼりやポスターの掲示や県産野菜を使用したレシピなどを配布しました。また、ハウス食品(株)とコラボしたオリジナルカレー「青森のうまいもの 夏野菜の彩りカレー」の試食も実施し、県産野菜の消費を呼びかけました。
県内スーパーマーケット「カブセンター大野店」の青果チーフ・阿部凌也さんは「フェアを通じて、お客さまに青森県産野菜の認知度を高めてもらい、より多くの方に手にとってもらえれば」と話しました。
8月17日にも「あおもりやさいフェスティバル」を開き、野菜詰め放題などの参加型の催しは親子連れでにぎわいました。
山梨県本部
ヴァンフォーレ甲府のホームゲーム戦で 「野菜の日キャンペーン」山梨県産PR
山梨県本部は8月31日「野菜の日キャンペーン」の一環として、山梨県やJA山梨中央会、山梨県農畜産物販売強化対策協議会と連携し、明治安田J2リーグのサッカーチームヴァンフォーレ甲府のホームゲーム戦ハーフタイムで行われた抽選会に、県産野菜の詰め合わせ10人分を提供しました。
同キャンペーンは、安全安心な農畜産物を提供する生産者とJAの役割について理解醸成を図るとともに、県産農畜産物の消費拡大を目的に行いました。
9月8日には、県産野菜消費拡大の取り組みとして、甲府市の小瀬スポーツ公園で県産野菜をPRするチラシの配布や野菜のアンケートを行い、回答者100人を対象にエーコープマーク品のドレッシングをプレゼントしました。