ごあいさつ

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経営企画部

「全力結集で挑戦し、未来を創る」 新たな中期3か年計画スタートの年

代表理事理事長 神出 元一

 平成31年度の事業開始にあたり、一言ごあいさつさせていただきます。会員の皆さま、組合員の皆さまにおかれましては、本会事業につきまして格別のご支援とご協力を賜っておりますこと、重ねて厚く御礼申しあげます。

 さて、本年度は新たな中期3か年計画がスタートする年です。中期3か年計画においては、「すべては組合員のために、そして消費者、国民のために」という基本姿勢のもと、引き続き自己改革の取り組みを加速していくとともに、急速に変化する生産・流通・消費構造や海外情勢に対応するため、5年後、10年後を見据えた取り組みを展開します。

 中期3か年計画のキャッチフレーズは、「全力結集で挑戦し、未来を創(つく)る」です。このキャッチフレーズには、将来を見据えて全国で結集し、かつ全力で自己改革を完遂するとともに、新たな事業領域に果敢に挑戦して未来を創っていく、という決意を込めています。

 5年後、10年後を見据えて本会のめざす方向は以下の柱とし、これにもとづき関連施策を具体化します。第一に、国内の農業総産出額の計画的・段階的な拡大に向けて、作物別・品目別に戦略を策定し取り組みます。第二に、生産拡大する作物別・品目別の販売戦略もしっかり構築します。第三に、元気な地域社会づくりに取り組みます。第四に、海外動向の急変に対応した新たな海外戦略を構築します。これらの取り組みを実現するためには、これまでのJAグループ内の機能分担を見直し、JAグループ全体で事業運営コストを抑制する必要があります。そのため、本会の経営資源の最適配置も含め、JAと十分協議してすすめます。また、子会社も含めた全農グループの総合力発揮とグループ経営の確立により、JAグループ・本会の事業を拡大し、会員への還元を最大化します。

 特に「農業総産出額の拡大」に向けた重点施策として、「生産性を向上させる新技術」と「不足する農業労働力の支援」、「ICTの活用」等を掲げています。こうした取り組みにより農業における事業承継や新規就農をバックアップし、持続可能な農業の実現を通じて、食料自給率の向上と地域創生に貢献していきます。

 本年度も引き続きのご支援・ご協力をお願い申し上げますとともに、皆さまのご健勝とますますのご発展をお祈り申しあげます。

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