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報道関係者を招き圃場視察と意見交換会
2025.12.15
神奈川県本部
生産者が都市農業への思い伝える
神奈川県本部は11月26日、JA神奈川県中央会と連携して、報道機関の記者などを対象に初の「報道関係者懇談会」を開催しました。テーマは「知ってほしい! 都市農業の魅力と現場の努力」。報道機関など8社8人の記者を含めた約40人が参加しました。
本懇談会は県内農業の現状や課題を報道関係者に伝え、報道を通じて県民へ農業・JAへの理解を深めることを目的に開催しました。
当日は藤沢市の亀井尋仁さんの圃場(ほじょう)を訪ねました。亀井さんはトマトやキャベツなど年間約50品目を栽培しています。都市で農業を続けるための工夫や、生産コスト高騰による厳しい現状を説明し、「消費者には積極的に地元産を買ってもらい、取れたて野菜のおいしさや価値を知ってほしい」と呼びかけました。
視察後はJAさがみ本店で意見交換会を実施。県中央会と神奈川県本部が、JAグループ神奈川の取り組みや農畜産物の適正価格形成に向けた取り組みについて説明しました。
新規就農者への支援策や、農業に安心して取り組める環境づくりについて意見を交わし、参加した記者は「農業への関心を高め、消費者に情報を発信していきたい」と話しました。






