JAズームイン
夏秋トマトを次世代へ 新規就農者の育成に力
2026.08.24
JAめぐみの
生産者、関係機関と連携
岐阜県の中央に位置し、5市8町村からなるJAめぐみのは、県土の23%を占めており、その広さを生かした多種多様な農作物栽培が行われています。
中でも、郡上市と加茂郡白川町、東白川村では、山間部特有の気候である昼夜の寒暖差を生かした夏秋トマト栽培が盛んです。農家の高齢化などに伴う後継者不足が懸念される中、同JAでは関係機関と連携した新規就農者の育成に力を入れています。

学校やOJT形式で学ぶ
管内北部に位置する郡上地域では、同JAが郡上市や農林事務所、郡上夏秋トマト部会と連携して、2016年に「郡上トマトの学校」を設立しました。修了後に同市で就農することを条件に研修生を募集し、2年間の夏秋トマトの栽培研修を行っています。圃場(ほじょう)での実践はもちろん、イベントでの対面販売や部会会議への参加など、関係機関と協力して実践的な農業経営を学ぶカリキュラムを構築しており、これまでに12人が同市で就農しました。
管内東部に位置する美濃白川地域では、行政や商工会、NPO法人などと連携し発足した「美濃白川就農応援会議」のもと、新規就農者の育成と定住人口の確保に向けた取り組みを強化しています。
岐阜県の「あすなろ農業塾」制度を活用した新規就農者育成事業として、「塾長」に任命したベテラン農家の元で、1年程度のOJT形式の夏秋トマト栽培研修を実施。栽培技術の習得のみならず、新規就農者が地域に溶け込める体制を築き、これまでに8人の塾長の元で計10人が卒業し、同地域のトマト農家として就農しました。
このように、地域の一体感を生かした就農支援で、持続可能な産地づくりに貢献しています。


JAめぐみの
概要
2026年3月31日 現在

- 正組合員数2万6743人
- 准組合員数3万4559人
- 職員数1084人
- 販売品取扱高70億8千万円
- 購買品取扱高69億7千万円
- 貯金残高6274億9千万円
- 長期共済保有高1兆51億8千万円
- 主な農畜産物ダイコン、トマト、イチゴ、ナス、サトイモ、飛騨牛





