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耕種資材部

「ハウスぶどう防除研究会」を開催

天敵農薬を利用した防除体系について意見交換

 全農は1月17、18日、山梨県笛吹(ふえふき)市と山梨市で「ハウスぶどう防除研究会」を開催し、JAの営農指導員や農薬メーカーなど関係者ら約100人が参加しました。


 ハウスブドウ(特に「シャインマスカット」)栽培における重要害虫であるハダニ類は、薬剤抵抗性の発達により防除に有効な化学農薬が限られており、天敵であるミヤコカブリダニや天敵保護資材「バンカーシート」などを活用した防除体系の研究が進んでいます。

 1日目は、農研機構からミヤコカブリダニの特徴や天敵を有効活用するために必要な有機マルチ資材による湿度管理の事例を紹介。JAおおいたからは、バンカーシートを利用した病害虫防除の取り組み報告がありました。全農からは、化学農薬と天敵を併用したIPM(総合防除)プログラム構築を目指す実証圃(ほ)試験の提案を行いました。

 2日目は、有機マルチ資材を使用している生産者の圃場視察を行いました。

 全農はこれからもハウスブドウ栽培における生産者課題の解決に向けた取り組みと産地間交流を進めていきます。

2日目の圃場視察

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