地域に根差し魅力を発信 花き生産の未来へ一丸
JA足利は、栃木県南西部の足利市を管内としています。北部には足尾山系の支脈が連なり、南部から南東部では、冬の豊かな日照を生かしたトマトやイチゴ、トルコギキョウなどの施設園芸が盛んです。東部では米麦やダイコン、ニンジンなどが栽培され、主要7品目をブランド野菜「あしかが美人」として販売しています。

走る広告塔で広がる地元の恵み
同JAの生産部会で構成する園芸流通協議会は、JAブランド野菜「あしかが美人」の認知度向上と地産地消の推進を目的に、足利市の生活路線バスへラッピング広告を施しました。車体にはブランドロゴのほか、料理レシピ動画を視聴できる二次元コードを掲載し、地域住民へ広く魅力を発信しています。
さらに、2026年2月には足利市教育委員会へ学校給食用のイチゴゼリーを贈呈するなど、地域貢献や食育活動にも積極的に取り組んでいます。

花き部会、環境に配慮した生産で未来へ
JA足利花き部会は、部会員32人で構成し、トルコギキョウやバラ、シンビジューム、ストックなどを生産する部会です。
中でもトルコギキョウは北関東有数の産地として知られ、数々の品評会や市場で高い評価を受けています。出荷は10月から翌年7月まで続き、部会員が一丸となって高品質な花づくりに取り組んでいます。
近年は新規就農者の加入も進み、産地の担い手確保につながっています。部会では栽培技術の指導や出荷に関する情報の共有など、就農後のアフターフォロー体制も充実しており、経験豊富な生産者が若手生産者を支える環境が整っています。
25年10月には、トルコギキョウとバラを出荷する部会員全員が「みどり認定」を取得しました。化学肥料や農薬の使用低減など、環境に配慮した持続可能な農業への取り組みが評価されたもので、今後も地域環境との調和を図りながら花き生産を進めていきます。
2027年園芸博覧会へ出展
同部会では、27年3月19日から9月26日に横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会」への出展を予定しています。「みどりと生きる足利の未来」をテーマに、環境に配慮した花き生産や地域農業の魅力を全国へ発信する計画です。博覧会への出展を通じて産地のブランド力向上と地域活性化につなげ、足利農業のさらなる発展を目指しています。
JA足利

- 正組合員数3811人
- 准組合員数1万129人
- 職員数195人
- 販売品取扱高32億8千万円
- 購買品取扱高14億6千万円
- 貯金残高1601億2千万円
- 長期共済保有高2153億2千万円
- 主な農産物米、麦、トマト、イチゴ、アスパラガス、ダイコン、ニンジン、キュウリ、ナス、花き





