組合員・農作物・職員 3方に暑熱対策
冷暖房の設置や冷却服の購入などを支援
東京都本部は近年の異常気象を受け、外で作業をする職場への冷暖房やビニールカーテンの設置や、夏場の農作業、農作物への対策として都内JA組合員に暑熱対策資材を供給しています。
業務効率化や農機の保管環境も改善
東京都本部生産事業部農機サービスセンターは、都内JA組合員から預かった農業機械の修理作業を行っています。基本的にこれまで、出入口を開放して作業していましたが、近年の猛暑や極寒の影響で作業環境の適切な空調管理が課題となっていました。
そのため2025年度、冷暖房設備とビニールカーテンを新たに設置しました。夏場の熱中症や冬場の寒さ対策として、作業状況に応じてビニールカーテンを閉じることで、温度を適正に管理し職員が快適に働けるよう整備しました。職員の業務効率化や農業機械の保管環境の改善など、さまざまな効果が出ています。
都内JA組合員へのニーズに応えていくためには、まず職員一人ひとりの職場環境を整備し、安全で快適な環境のもと業務に取り組むことが重要です。今後も、職場環境の改善に努め、万全な状態で質の高いサービスを提供できるよう努めていきます。
独自に遮光ネットなど購入費を助成
近年、猛暑日が増加傾向にあり、「酷暑日」という天気予報用語が追加されるなど、熱中症による死亡や後遺症のリスクが高まり、組合員にとって非常に厳しい作業環境となっています。そこで、東京都本部はJA東京中央会や都内JAと連携し、都の「農業者暑熱緊急対策事業」を活用し、組合員の暑熱対策として冷却服や空調服の供給を行っています。
本事業を活用することで購入金額の最大4分の3を補助するなど、暑熱対策資材の普及に努めています。また、東京都本部独自で「酷暑対策資材利用促進助成要領」を制定し、施設・露地栽培向けに遮光ネットや黒寒冷紗の購入費用を助成しています。
これにより農作物の高温障害対策や生育環境を改善し、安定的な農業生産を支援しています。今後も都内JA組合員の農作業環境対策の一助となるよう、生産者・作物両面で支援を行い、都市農業の発展に寄与していきます。








