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山形県本部

【Web限定】超促成栽培で日本一早い「新春サクランボ」〜初せりで過去最高額の100万円〜

 東京・大田市場と山形・天童青果市場で1月5日、超促成加温栽培されたサクランボ「佐藤錦」の初せりが行われ、桐箱入り500g(2Lサイズ・特秀)が過去最高額となる100万円でせり落とされました。昨年までの最高額である天童市場の50万円、大田市場の80万円を大きく上回り、1粒に換算して約1万5000円にもなる値が付きました。


 100万円の値が付いた「新春サクランボ」は、天童市の花輪和雄さんが、特製の鉢に植えた木を6月上旬から10月上旬まで冷蔵庫で保管し、その後、温室に移す「超早期加温ボックス栽培」という方法で栽培しています。初夏の味覚であるサクランボを新春に楽しんでもらおうと市内の生産者が1987年から始め、花輪さんはその技術を引き継ぎ、今年で18年目を迎えました。

 花輪さんは「おいしく素晴らしいサクランボを作るという一心でやってきた努力が評価され、心からうれしく思う。果実肥大も着色も良く、甘みと酸味のバランスも絶妙で、今までにないくらいの出来栄え。全国の皆さまに楽しんでもらいたい」と話しました。

桐箱へ一粒一粒丁寧に詰められていく「新春サクランボ」
1粒約1万5000円でせり落とされたサクランボ「佐藤錦」

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