仙台市の専門学校生に農業実習を実施

農業の楽しさと生産現場の仕事について学ぶ

　全農東北プロジェクトは、仙台市の「仙台スイーツ＆カフェ専門学校（三幸学園）」の1年生163人を対象に、農作物の生産から収穫、選別までの農業実習を実施しました。

　参加した学生たちは７月25、26日の2日間、宮城県山元町の（株）やまもとファームみらい野で、トマトやピーマンの収穫、タマネギの選別、サツマイモ圃場（ほじょう）の除草、イチゴの苗運び、出荷箱の組み立てなどを体験しました。温室ハウス内での作業は、カラーチャートを参考にトマトの収穫時期を見極める難しさを知り、苗運びでは約2000トレーをハウスから予冷庫まで移動させる作業を行いました。将来のシェフ・パティシエの卵となる学生には、生産現場で普段体験することのない農作業を通じ、農業の大事さや大変さを理解し、伝えていってほしいと期待しています。