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麦類農産部
2025年6月9日(vol.1111)
全国納豆鑑評会で全農会長賞を授与
国産大豆の使用比率向上で需要拡大と安定供給へ

全農は5月9日、東京・上野で開催された「令和6年度(第28回)全国納豆鑑評会」(主催:全国納豆協同組合連合会)の表彰式で、全農経営管理委員会会長賞を受賞した道南平塚食品(株) (北海道)と(有)菊水食品(茨城県)に石澤孝和麦類農産部長が表彰状を授与しました。
全国納豆鑑評会は、納豆日本一を決めるコンクールとして納豆の製造技術改善と品質向上を目的に毎年開催されています。今回の総出品数は全国70メーカーから187点。審査は納豆の外観、香り、味・食感の3項目について評価しました。
全農経営管理委員会会長賞として小粒・極小粒部門で道南平塚食品(株) 「北海道のわら納豆 小粒」、大粒・中粒部門で(有)菊水食品の「菊水の大黒」が選ばれました。受賞した商品には北海道産大豆の「ユキシズカ」(道南平塚食品(株) )、黒大豆((有)菊水食品)が使用されています。
輸入依存度の高い作物の増産を目指す政策の中、その対象として注目される大豆ですが、納豆での国産使用比率は25 %とまだまだ低い状況です。全農は鑑評会などを通じて、国産大豆の需要拡大と安定供給を積極的に支援していきます。