ニッポンエールグミ４７種類を販売

全国の産地と連携し 特色ある果実を使って開発

　全農グループMD部会は、全国の産地と連携して特色ある果実を使用したニッポンエールグミを開発し、現在は47種類（33都道府県）を販売しています。

　全農は2020年1月に「ニッポンエール」を商標登録し、食のトップブランドとしての地位確立に取り組んでおり、その一環として21年9月にニッポンエールグミを発売しました（販売者:全国農協食品（株））。原料の多くは、一般流通には向かない規格外品を使用し、新品種や普段食べる機会が少ない果実もグミとして商品化することで、知名度向上を図り、生鮮での販売強化につなげることを目的としています。

　日本の果実は、海外でも高く評価されている一方、生産量の減少に加えて若い世代を中心に果実離れが進んでいます。ニッポンエールグミには、日本の素晴らしい、さまざまな果実を若い世代にも手軽に広く知ってもらいたいという思いが込められています。

　ニッポンエールグミは、産地の要望を受けて順次、商品を開発し、現在は47種類を販売しています。他メーカーではまねのできない、地域ごとの豊富なアイテム数が特長で、その話題性により多くのマスメディアやSNS（交流サイト）などでも取り上げられています。

　今後も各産地の商品を継続していくために、全農グループを挙げて販売強化に向けて取り組んでいきます。