ニッポンエールプロジェクト協議会 第２弾は「長野県産りんご三兄弟」

リンゴ産業の活性化、生産者の経営安定を応援

　全農は、（株）伊藤園、大関（株）、（株）ピックルスコーポレーション、（株）不二家、山崎製パン（株）、全国農協食品（株）と国内農業支援の取り組みである「ニッポンエールプロジェクト協議会」の第2弾として、「長野県産りんご三兄弟」をテーマとした商品を各社から発売します。

　同協議会では、全農のブランド「ニッポンエール」の商品を共同開発したメーカーや国産農産物の消費拡大や生産振興に関わる企業が集い、同じテーマで商品を開発・販売し、ともにPRやキャンペーンを展開することで産地の応援に取り組んでいます。第2弾は長野県本部と協力し、「長野県産りんご三兄弟」を使用した商品を発売します。

　長野県を含む全国的な果樹生産は、生産者の高齢化などの理由により生産基盤の脆弱（ぜいじゃく）化が課題となっています。長野県の主要品目であるリンゴについても、栽培面積が過去30年間で3割以上減少しています。

　このような情勢の中、多くの品種があるリンゴにおいて、長野県のオリジナル品種「秋映（あきばえ）」「シナノスイート」「シナノゴールド」を2009年に「りんご三兄弟（R）」と名付け、県内のリンゴ産業の活性化と生産者の経営安定を目指し育成、販売を推進しています。

　10月20日には参画メーカーとともに阿部守一長野県知事を訪問し、商品説明を行いました。今後も「りんご三兄弟（R）」の認知度向上に向けたPRやキャンペーンも展開していきます。

ニッポンエールプロジェクト 第2弾の「長野県産りんご三兄弟」商品

伊藤園

山崎製パン

全国農協食品